過失相殺ってなに?


こんにちは!京都市右京区太秦にある、太秦ときわ整骨院です!

三月になり、気温も暖かくなってきましたね!

皆様もお出かけが増える時期になると思います。さて、今回は、

交通事故での過失相殺とはいったいどういったものなのかを伝えていきますね。

 

 

そもそも交通事故では、加害者の方が100%悪いということは稀なケースです。

被害者にも何らかの落ち度が認められ、その過失の割合によって、

賠償額は減額(これを相殺といいます)されます。

つまり、交通事故があれば必ずしも全損害賠償額が支払われるわけではないのです。

この考え方は、人身事故でも物損事故でも考え方は変わりません。

実際のところ、損害賠償額の算定ではこの過失の割合の認定が大きな要素になってきます。

 

 

では、この過失割合の認定の自賠責保険の場合と任意保険の場合とそれぞれお伝えしていきますね。

まず、自賠責保険の場合ですが、被害者の方に重大な過失がある場合(70%以上の過失)のみ、減額されます。

(重大な過失→信号を無視して横断、

道路標識などで明確に横断禁止が表示されているところを横断、

泥酔などで道路で寝ていた、

信号を無視して交差点に進入し衝突、

正当な理由がなく急停車、

センターラインを越えて衝突などがあげられます)

 

あとは、後遺障害または死亡事故の場合は、過失により、20%、30%、50%の過失相殺率が適用されます。

それと、後遺障害を伴わない傷害事故の場合は、20%の過失相殺率が適用されます。

 

 

次に、任意保険の場合の過失割合の認定は、重過失に限らず、すべての過失について相殺し、

賠償額を減額提示されます。(自賠責保険で補償される部分についても過失相殺の計算をしま

す。)

この過失割合は、過去の判例をもとにした過失割合認定基準を参考に、

事例ごとに過失割合を判断します。そして、最終的な決定は、示談交渉や裁判で

決まっていきます。なので、現場検証をした警察が過失割合を決めてくれるわけではありません。

 

 

あと、この過失割合ですが、基本的な考え方は弱者優先となっています。

これはどういったことかというと、たとえば、大型車より小型車、小型車よりも歩行者といったように、

過失割合の数字は有利になってきます。

また、狭い道の通行車より、広い道の通行車が同じ道幅であれば、左方からの進行車が優先され

ます。

こういったように事故のケースを細かく分類して約340例の基本の過失割合や

その修正要素の割合が示したものが先ほど言っていた過失割合認定基準が作成されています。

 

あと、このなかで決められている過失割合の修正要素はどういうときにあるかというと、

基本的な過失割合に、その事故特有の修正要素(加算も減算も含め)を加味して、

過失割合が決まります。

 

 

著しい過失→これは事故のケースごとに想定されている程度を超えるような過失の場合を言います。

例→酒気帯び運転、わき見運転、運転中の携帯電話での通話、

時速15キロ以上30キロ未満の速度違反、バイクの場合のヘルメットを着けないでの運転、

自転車での二人乗り、無灯火運転などがあげられます。

 

 

次に重過失ですが、これは、著しい過失よりも重く、故意に等しい重大な過失のことをいいます。

例→酒に酔っての運転、居眠り運転、時速30キロ以上の速度違反、

過労などで正常な運転ができない場合であるにもかかわらずの運転、

自転車の両手離しの運転などがあげられます。

 

 

このように過失割合によって過失相殺が行われているので、交通事故にあわない、

あるいは加害者にならないためにも、交通法もしっかりと守って安全に運転をしてください。

 

 

もし、交通事故にあわれた場合は、当院は交通事故の専門治療もおこなっておりますので、

太秦ときわ整骨院にいつでもご連絡ください!